ショベルのフロントブレーキスィッチ、よく壊れるコイツ

 以下の記事はアメブロで2024-10-31に投稿したものです。


純正タイプのはよく壊れることで有名だ。
人によっては交換したとたんに壊れるもんだから油圧スィッチに交換する人もいる。

オレのもまた壊れた。2度目だ。
前回も分解してみたが、なんで接触不良になるのか、よくわからなかった。
今回はネジ止めなのを忘れて、力まかせにひっぱってしまって意図せず分解状態になってしまった。
ねじ部分とそれ以外に分離してしまったおかげで、
ブレーキレバーに直接押される部分と
押されて引っ込んだり元に戻ったりして接点が導通/非導通になる部分とに分かれたので
内部構造がよく見えるようになった。

こうなってしまってもなんとか復活もくろんでいろいろやっていたのだが、
ブレーキランプまでのどこか接触不良起こしてる可能性もあるので、
キーONで点灯を確認したり、指で押してみて点灯ON/OFFしてみたりした。

結果、以下の2点に気づいた。
1.ランプ点灯させると接点部分がけっこう発熱して、数秒でプラパーツ大丈夫?となった。
2.コイツと電線とを結びつけるのに端子を使うが、この端子が結構キツキツで、スィッチ側に無理がかかっていそう。

1,2どちらもプラパーツ部分がヘボくて耐えられなくなって、接点不良になるんじゃないかと考えてみた。
この写真は最初に壊れたものだが、真ん中の金属部分が押されて引っ込んだり元に戻ったりして、接点ON/OFFを実現している。
この写真の黒いプラパーツがヘボいんじゃないのか?

前述1のケースでは信号待ちで数十秒間導通が続くと発熱でプラパーツが徐々に経年劣化で変形してくる。
2のケースでは、力任せにメス端子をこの写真のオス端子に突っ込むと、プラパーツが耐え切れなくなって、この写真の左方向にオス端子全体が動いてしまう。

結果的に1,2どちらも、2本あるオス端子と押されることで左右に動く真ん中部分の金属とで接点がずれてしまって
この真ん中の金属部分だけでは両端子を導通させることができなくなる。
こういうことではないだろうか。

対策としては、普段はなるべくフロントブレーキは短時間で数秒で握るのをやめて、継続して使う場合はリアを使う。
また、組み込み時には端子接続前にメス側を広げて(スマフォ分解用工具のマイナスドライバーがちょうど良い)、スムーズに差し込めるようにする。
スィッチボックス自体が狭いので、少々緩くなっても外れることは考えにくいので、交換したとたんに壊れることは防げるんじゃないだろうか。

2024/9/11追記
半年経過したが、壊れていない。
やっぱり熱変形が原因か?
信号待ちではフロントは握らない。
面倒だけど坂道ではリア踏んでます。

2025/5/13追記
結局、また、壊れた
写真の上が新品、下が壊れた方
最初、うん?すり減った?と思ったが
実はスィッチが引っ込んだままになっている。
なのでオンに、ならないのだ。。。
しょうがないので
今度はスィッチ本体をあまり捻じ込まないで
ブレーキを握っていない時は点灯しないが
スィッチフリーになるべく近く
ちょっと握ると点灯するようにした。
これだとスィッチをあまり押し込まないで済むような気がする。
どれくらいもつかなぁ?

あと、前述の考察1(発熱)に関しては、間違っているかもしれない。
今回も直結で点灯させてみたが、ほとんど発熱はなかった、、、、
パーツ個体差で前回のスイッチがひどくボロかったのかもしれない。

2025/7/14追記
またまた壊れた。
奥に引っ込んでしまっていたのは、前回と同じだが、今回はまったく反応しない。
アト一つ予備があるが、これが壊れたら、もう、日本製(4000円ぐらいする)にしよう、、、、

2025/8/4
やっぱり、ギリギリまでスィッチを引いて使うと良いみたいだ。
つまり、スィッチをねじ込む時に、レバーを握ったらスィッチが作動して点灯するか否か、ギリギリまでねじ込まないようにすると良いかも。
前回もそうしたはずだけど、あんまり追い込みが足りなかったのか?

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