プライマリーチェーンのアライメント

  以下の記事はアメブロで2025-02-02に投稿したものです。


最近、暇を見つけて4速ミッションスプロケット裏のオイル漏れ対策とチェーンのアライメント調整をやっていた。

オイル漏れ、最近激しくなってきたなぁ、と思っていたので
今回バラシてみるとスプロケットナットが緩んでオーリングが引きちぎれていた。
指定トルクが105~120ft-lbs(142~162Nm)なのだが逆ねじなので、正ネジで感覚をつかんでやってみた。
まぁ、ネジロックも併用したのでなんとかなるだろう。

なんか軽いエンブレでも唸り音がする気がしたので、
サービスマニュアル通りに計測してアライメント調整してみた。

全部組み立てて、プラグを外してセルを数秒回す、これを数回繰り返して、異音しないのを確認して
エンジン始動してみた。

するとどうだろう、カンカンとけっこう大きな音がするのだ。
ガックリきたが、どこから音がしているのか、確認すると、やはりプライマリーからしているようだった。

また、プライマリーを開けてみた。
やはりリテーナーカバーが当たって、削れている。
なぜだろうと、いろいろネットを漁っていると、
コンペンセイタースプロケットがエボ用だったのが判明した。

「コンペンセータースプロケット」、「エボ」、「ショベル」でネット検索すると
エボ用、ショベル用とで比較流用するページがヒットするが、この車体のものは明らかにエボ用だった。
調整前は問題なかったのに(プライマリーカバーが削れない)、
スプロケットリテーナーカバーが引っ込むように調整したら
プライマリーカバーが削れるようになったしまったのが謎なのだが、、、

結局、いちばん外側にあるこのバカでかいナットとその隣のスペーサー?ワッシャー?を
リテーナーカバーの外に出して、なるべくリテーナーカバーが内側になるようにした。
これでプライマリーカバーとの干渉もなくなった。

しかし、エボショベル比較ページをみると
シャフトエクステンションのベース部分の厚みが6mmほど違うのに
マニュアル通りのアライメント調整でなぜ問題ないのか、不明だ。
もしかするとクラッチハブ側もなにか調整しているのか??
現状、クラッチハブ裏にはスペーサーらしきものはなかった気がするなぁ、、、、







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